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Date: Mon, 6 Aug 2018 11:29:31 +0900
From: 切明 義孝 
Reply-To: publichealthnetwork@umin.ac.jp
Subject: [PHNetwork:000798] 感染症情報0806
To: publichealthnetwork@umin.ac.jp (PHNetwork)
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広島、被災者2人に破傷風 感染症に注意呼び掛け
https://www.sankei.com/west/news/180805/wst1808050047-n1.html

闘う細胞不足で感染症にビクビク 頑張ったのに抗体が消える?
https://www.huffingtonpost.jp/ishijima-mizuho/fighting-cells_a_23488912/

犬になめられて? 米男性、感染症のために両手両足を切断
https://www.cnn.co.jp/usa/35123474.html

犬の唾液中の細菌が原因!?米男性、感染症により手足を切断
https://news.biglobe.ne.jp/animal/0803/woof_180803_8956372491.html

はしか防御策はワクチンのみ 予防接種は2回受ける
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO33396190V20C18A7000000?channel=DF26012016
6496

RSウイルス感染症 増加傾向続く 8月は本格的な流行に注意
https://kansensho.jp/pc/article.html?id=IE00000280

【8月に注意してほしい感染症】No1・RSウイルス感染症 No2・腸管出血性大腸菌感染症
 No3・へルパンギーナ 要注意・梅毒 特に20代女性患者数急増
https://kansensho.jp/pc/article.html?id=IE00000279

腸管出血性大腸菌感染症 患者数が増加 生肉の扱いは要注意
https://kansensho.jp/pc/article.html?id=IE00000281

猫カフェ『MOCHA』猫パルボウィルス感染を公表し謝罪 関東全店舗を臨時休業に
https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12173-066657/

一家4人が発症して2人死亡=新型ブニヤウイルス、マダニにかまれて1人感染、家族間で
ヒト・ヒト感染か—浙江省
http://news.livedoor.com/article/detail/15114458/

抗生物質が効かないアシネトバクター菌 院内感染で4人死亡 鹿児島大病院
https://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/5/25898.html

意外に多い人獣共通感染症 犬猫に噛まれたらどうすべき?
https://hc.nikkan-gendai.com/articles/234610

新菌種「ブルセラ症」に長野県の家族4人が感染 2例目疑い
https://www.sankei.com/life/news/180725/lif1807250006-n1.html

南アジア新生児の重症市中感染症、原因と罹患状況/Lancet
https://www.carenet.com/news/journal/carenet/46419

うなぎの蒲焼からサルモネラ菌 約200人が食中毒 愛媛県のJA直販所
https://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/5/25857.html

おにぎりやカレーも危険 夏の食中毒、どんなことに気をつければいい?
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1807/28/news006.html

子供の夏風邪侮らない プール熱流行、脳炎のリスクも
https://style.nikkei.com/article/DGXKZO33161020Z10C18A7W10600?channel=DF14092016
0921

プールに潜む危険から子どもを守る12の注意点
http://news.livedoor.com/article/detail/15109688/

蚊帳でマラリア撲滅 住友化学の女性役員、世界駆ける
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO33336360U8A720C1000000?channel=DF18032016
7075

夏休みを前にまだまだ続く猛暑… 脱水症、熱中症には引き続き警戒を
https://news.nifty.com/article/item/neta/12161-066873/


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 トピックス『感染症エクスプレス@厚労省』
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◆コンゴ民主共和国でエボラ出血熱が発生しました

 2018年8月1日(現地時間)、国際保健機関(WHO)及びコンゴ民主共和国(旧ザイール
)保健省は、同国北東部の北キブ州において、エボラ出血熱が発生したことを発表しまし
た。20名の死亡例を含む、26例の疑い患者が報告されています。同国赤道州でのエボラ出
血熱の発生については7月24日に終息宣言が出されていますが、今回の発生との関係につ
いては現在のところ、同国保健省より否定されています。
 今回の発生地域では、反政府勢力による非人道的行為が行われており、以前より外務省
から退避勧告が出されています。
 厚生労働省では、検疫や国内での対応強化のため注意喚起を行っています。発生地域で
あるコンゴ民主共和国から帰国された方で体調が悪いときには、必ず検疫所に申告するよ
うにしてください。

<エボラ出血熱について>
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708.html


◆平成30年7月豪雨について 感染症への注意をお願いします

 平成30年7月豪雨により、被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。
 被災者の方々、地元や全国各地からのボランティアの方々、自治体職員、消防隊、警察
、自衛隊、医療従事者など、救援や復興支援などに取り組む方々へ深く敬意を表します。

 避難所での生活が長期化するに従い、感染症のリスクが高まります。
 避難所で問題になるものとしては、急性胃腸炎や急性呼吸器感染症などがあります。
 流水やアルコール手指消毒薬による手指衛生や咳エチケットの徹底をお願いします。
 猛暑などにより体調管理が難しい時期でもありますので、体調の変化にご留意ください
。

 また、家屋等に浸水があった場合、水が引いた後は、まずは土砂撤去と十分な清掃、そ
して乾燥を行うことが重要です。
 湿った環境中では、細菌やカビが繁殖しやすくなります。
 清掃・乾燥の後に、必要に応じて消毒を行うようお願いします。

 厚生労働省では、避難所での感染症対策や、浸水した場合の消毒方法などについて、HP
を通じて情報提供に努めています。
<災害時における避難所での感染症対策>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_00346.html
<被災した家屋での感染症対策>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_00341.html
<災害時に注意する感染症について>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_00349.html
<感染症の予防について>
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000212515_00001.html

 皆様の健康と安全、そして一刻も早い復興を心よりお祈り申し上げます。


◆海外へ渡航されるみなさまへ 感染症に注意しましょう

 海外では、日本で発生していない、感染症が発生していることがあり、注意が必要です
。

 渡航先で感染症にかからないようにするためには、感染症の正しい知識と適切な予防法
を身につけることが重要です。
 また、帰国時に発熱や咳、下痢など体調に不安がある場合、又は、動物に咬まれたり、
蚊に刺されたなど健康上心配なことがありましたら、お気軽に検疫官までご相談ください
。
 感染症には、潜伏期間(感染してから発症するまでの期間)が数日から1週間以上と長
いものもあり、帰国後しばらくしてから具合が悪くなることがあります。その際は、早急
に医療機関を受診し、渡航先、滞在期間、現地での飲食状況、渡航先での活動内容、動物
との接触の有無、ワクチン接種歴などについて必ず伝えてください。

 厚生労働省ではウェブサイトを通じて、海外へ渡航される方に、海外での感染症の防止
や帰国後に注意すべきことなどの情報を提供しています。ぜひご覧ください。
 医療機関の皆様におかれましては、海外での感染症の注意喚起にご協力をお願いします
。

<厚生労働省:夏休みにおける海外での感染症予防について>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/travel-kansensho
u.html
<検疫所ホームページ:FORTH海外で健康に過ごすために>
https://www.forth.go.jp/index.html


◆手足口病、ヘルパンギーナが増加しています
 手足口病やヘルパンギーナは、夏に流行するウイルス性感染症で、特に乳幼児を中心に
みられます。ワクチンはなく、ウイルス感染症であるため抗菌薬は効きません。感染経路
は接触感染と飛沫感染であるため、手洗いを徹底しましょう。

●手足口病
 手足口病は、主にコクサッキーA型ウイルスやエンテロウイルス71型などによる感染症
であり、発熱や手足や口などに小さな水疱ができる感染症です。主に乳幼児にみられ、多
くは自宅療養で回復しますが、口腔内の痛みのために水分摂取ができなり、入院が必要に
なることもあります。まれに髄膜炎、脳炎や心筋炎などの合併症を引き起こすこともあり
ます。
<感染症法に基づく医師の届出について 〜手足口病〜>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-05-20.html
<国立感染症研究所 手足口病とは>
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ta/hfmd.html

●ヘルパンギーナ
 ヘルパンギーナは主にコクサッキーA型ウイルスによる感染症であり、高熱と口腔粘膜
に水疱性の発疹がみられる急性のウイルス性咽頭炎です。基本的に自然軽快しますが、乳
幼児では、高熱と口腔内の痛みのために水分摂取ができなり、入院が必要になることもあ
ります。まれに髄膜炎や心筋炎などの合併症を引き起こすこともあります。
<感染症法に基づく医師の届出について 〜ヘルパンギーナ〜>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-05-25.html
<国立感染症研究所 ヘルパンギーナとは> 
http://www.nih.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/515-herpangina.html


◆厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会の参考人を募集しています

 厚生労働省では、予防接種に関する施策を審議するため、「厚生科学審議会予防接種・
ワクチン分科会」を設置しています。
 このたび、被接種者やその保護者の皆様のご意見を施策に活かすことを目的に、同分科
会の参考人を公募しています。
 応募資格等の詳細につきましては下記をご参照ください。

【募集期間】
平成30年7月20日(金)から平成30年8月20日(月)まで

<公募の詳細はこちら>
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000120235_00001.html


◆感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラムの研修生を開始しました

 感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラムは、国内外で、感染症危機管理を実施す
るための能力を身に付けた専門家である感染症危機管理専門家(Infectious Disease Emer
gency Specialist :IDES)を養成するための厚生労働省のプログラムです。2014年に西ア
フリカで発生したエボラ出血熱の流行を踏まえて、感染症の危機管理に対応できる人材の
養成を行うことを目的に、2015年から開始しました。 本プログラムでは、研修生を募集
しています。応募期間は8月から9月末日です。ふるってご応募ください。

 本プログラムでは、2年間(※)の研修期間を通して、国内外の関係機関で研修を行う
ほか、感染症の流行地への派遣等を通して、国際的に脅威となる感染症の危機管理対応に
必要な能力を養成します。
 現在、本プログラムの一環として、2期生の井手一彦医師が、ジフテリアの流行が続く
バングラデシュへ派遣されています。
国際的に脅威となる感染症の危機管理オペレーションに関心がある方、将来もこの分野で
働く意思のある方の応募をお待ちしています。
 
<感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラム>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/ides/index.html
<「感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラム」採用案内>
http://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/saiyou/kikikanri/index.html
<井手一彦医師のバングラデシュ派遣に関するプレスリリース>
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/ides/dl/press_3
00629_01.pdf

※2年目の派遣機関によっては、修了時期が異なる場合があります。
 また、2年目研修終了後に、本人の希望等に応じて、一年を超えない一定期間、厚生労
働省で勤務することも可能です。


◆「AMED感染症研究事業 市民向けシンポジウム −みるみる興味が湧いてくる!感染症
研究の世界−」開催のお知らせ 

 AMED感染症研究課が行っている感染症研究支援や、最先端の感染症研究のご紹介を2部
制で行います。第1部では、感染症研究の道を選んだ研究者から、その魅力、そして立ち
はだかる困難についてご紹介します。第2部では、あなたの身近にひそむ感染症や、その
克服に向けた最先端の研究をご紹介します。第1部、第2部のどちらかのみの参加も歓迎
です。 

日時:2018年8月23日(木)  
 第1部:15:30〜17:00 (開場 15:00)  第2部:18:00〜19:30 
会場:よみうり大手町小ホール(読売新聞ビル内) 
<詳細情報>
https://www.amed.go.jp/news/event/shimin_sympo_20180823.html 
<お申し込みはこちら>
  https://krs.bz/amed/m?f=500


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 感染症発生情報
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■国内の感染症発生状況

◆IDWR 2018年第29週(第29号)(2018年8月3日)
 ヘルパンギーナの定点医療機関当たり報告数は第19週以降増加が続いています。
 また「注目すべき感染症」として「手足口病」を取り上げています。

<IDWR 感染症発生動向調査週報>
https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2018.html


■海外の感染症発生状況

◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
 (2018年7月27日〜2018年8月3日掲載)
2018年07月27日 コンゴ民主共和国におけるエボラウイルス病アウトブレイクの終了
https://www.forth.go.jp/topics/20180727.html


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      公衆衛生ネットワーク
投稿は: publichealthnetwork@umin.ac.jp
アドレス変更依頼や配信停止は切明へ phnet@msn.com
過去記事は下記アドレスから利用できます。掲載は翌日になります。
https://center4.umin.ac.jp/ml/archive/PHNetwork/
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