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Date: Mon, 21 May 2018 09:15:30 +0900
From: 切明 義孝 
Reply-To: publichealthnetwork@umin.ac.jp
Subject: [PHNetwork:000761] 感染症情報0521
To: publichealthnetwork@umin.ac.jp (PHNetwork)
Message-Id: <05210915.ME12420401@umin.ac.jp>
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マダニ感染症に注意 天草保健所が対策紹介DVD 熊本
https://www.asahi.com/articles/ASL5L5GKHL5LUBQU012.html?iref=com_apitop

感染症の流行は「出会い系」が原因なのか
http://president.jp/articles/-/25176

ベネズエラの医療事情「マラリア流行、政府に責任」 感染症権威フリオ・カストロ医師
(54)
https://www.sankei.com/life/news/180520/lif1805200038-n1.html

はしかなどの感染予防に母子手帳が一役
http://kenko100.jp/articles/180521004578/#gsc.tab=0

マダニ感染症、ペットにも注意を 長崎大が呼びかけ
https://www.asahi.com/articles/ASL5M2HNTL5MUBQU007.html

感染症SFTS各地で発症相次ぐ 高い致死率、治療法なく 春〜夏マダニ要警戒 日本
紅斑熱も拡大
https://www.agrinews.co.jp/p44081.html

ノミや蚊が媒介する感染症、2004年以来3倍強に増大 米CDC
https://www.cnn.co.jp/usa/35118632.html

新種の「ブルセラ症」海外渡航歴のない64歳が発症 長野県
http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/4/24790.html

キスだけでうつることも!コンドームでも防げない性感染症の数々
http://news.nicovideo.jp/watch/nw3525261

エイズ かつて死の病、今は早期発見で治療可能に
https://www.asahi.com/articles/ASL5K6SC5L5KUBQU019.html

はしか拡大 九州警戒 福岡県内で9人感染確認 予防接種呼び掛け
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/medical/article/417340/

スペインかぜ100年
http://www.the-miyanichi.co.jp/kuroshio/_32384.html

エボラ出血熱流行、コンゴ民主共和国の都市部に広がる
http://www.bbc.com/japanese/44150249

男女とも危険にさらされるHPV
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20180426-OYTET50034/

ライム病月間、マダニに注意 NY州の感染件数は全米2番目
https://www.dailysunny.com/2018/05/16/nynews0516-26/

咽頭結膜熱 このあと注意が必要
https://kansensho.jp/pc/article.html?id=IE00000257

はしかが心配… ワクチン接種、子どもや妊娠中は?
https://www.asahi.com/articles/SDI201805148566.html

なぜ「アニサキスでアナフィラキシー」になるのか
https://news.yahoo.co.jp/byline/ishidamasahiko/20180510-00085060/

男性は要注意…?最も歯周病になりやすい職業とは
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/55601

ローストビーフに食中毒の可能性!? 妊娠中などハイリスクの人たちは注意を
https://www.buzzfeed.com/jp/wakimatsunaga/shokuchuudokuchuui?utm_term=.agqE0kvJ1
k#.tkN71RDg6R


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 トピックス『感染症エクスプレス@厚労省』
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◆コンゴ民主共和国でエボラ出血熱が発生しました

 コンゴ民主共和国(旧ザイール)北西部の赤道州における、エボラ出血熱の流行状況が
、2018年5月17日に現地の保健省より発表されました。コンゴ民主共和国では、今回の流
行では、25名の死亡例を含む、確定例14例、疑い例31例のエボラ出血熱が報告されていま
す。
 厚生労働省では、検疫や国内での対応強化のため注意喚起を行っています。発生地域で
あるコンゴ民主共和国赤道州から帰国された方で体調が悪いときには、必ず検疫所に申告
するようにしてください。

<エボラ出血熱について>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708.html


◆麻しんの報告が増えています

 沖縄県で、海外からの渡航者を初発患者として麻しん患者が多数発生しました。
 厚生労働省では、他の都道府県においても麻しんが発生する可能性を考慮し、また、ゴ
ールデンウィークに旅行される方が増えることから、4月26日に各自治体、医療機関等に
対して早期発見や院内感染防止等の注意喚起の事務連絡を発出しました。
 医療従事者は、疑わしい症状の患者を診察する際に、予防接種歴、渡航歴等を確認し、
麻しんを念頭においた診療と、感染防止策に留意してください。

<麻しん発生報告数の増加に伴う注意喚起について(協力依頼)>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansensh
ou/rubella/dl/180427_2.pdf
<麻しんについて>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansensh
ou/measles/


◆ロタウイルス感染症の報告が増えています

 2月後半よりロタウイルス感染症の報告数が増えています。ロタウイルス感染症は主に
乳幼児の下痢症を引き起こすウイルス感染症であり、毎年3月〜4月を患者報告数のピーク
として、5月頃まで流行が続きます。
 下痢、嘔吐のために水分摂取できない乳幼児が入院することも少なくありません。ロタ
ウイルスの感染経路は主に糞口感染であり、患者の排泄物中に多量のウイルス粒子が含ま
れているため、手洗い等とともに、オムツ等の適切な処理が感染防止の基本です。院内感
染を防止するためにも、医療従事者は手洗いの徹底を心がけてください。

<ロタウイルスに関するQ&A>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/Rotavirus/
<国立感染症研究所:ロタウイルス感染性胃腸炎とは>
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/3377-rota-intro.html


◆旧長濱検疫所一号停留所(厚生労働省横浜検疫所検疫資料館)が登録有形文化財に登録
されました

 平成30年5月10日に、「旧長濱検疫所一号停留所(厚生労働省横浜検疫所検疫資料館)
」(神奈川県横浜市金沢区長浜107−8)が新たに以下のとおり登録有形文化財として
登録されました。同資料館は、明治期に野口英世が勤務していたことでも知られており、
当時の検疫においてペスト菌を検出し、野口英世が世界に羽ばたくきっかけとなったゆか
りの場所でもあります。なお、平成30年(2018年)は、明治元年(1868年)から起算して
満150年に当たることから、7月14日の検疫記念日にあわせて事前公開を行い、さらに秋
頃に本格的な一般公開を目指した準備を進めています。


◆6月1日〜7日はHIV検査普及週間です

 厚生労働省は、6月1日〜7日の1週間をHIV検査普及週間と定め、国や都道府県等が、利
便性の高い場所や時間帯に配慮した検査を実施するなど、検査の機会を拡大するとともに
、広く国民に対して検査・相談体制に係る情報提供を含む普及啓発を行い、HIV検査の浸
透・普及を図っています。
 各医療機関におかれましては、HIV/エイズの予防啓発及び検査に関する情報提供など、
HIV感染の早期発見・早期治療に向け、引き続きご協力をお願いします。
普及週間に向けては、都道府県や公益財団法人エイズ予防財団、エイズ関連NGOなど関係
団体の協力を得て、普及啓発イベント等を実施する予定です。

<エイズ予防情報ネットAPI-Net>
http://api-net.jfap.or.jp/index.html


◆2018年度「世界エイズデー」キャンペーンテーマを募集しています

 厚生労働省と公益財団法人エイズ予防財団では、毎年12月1日の世界エイズデーに向け
て、国内キャンペーンのテーマを設定しています。
 多くの方にエイズについて考えて頂けるように、テーマを広く募集しています。
募集締切は、6月4日(月)です。詳細は以下のウェブサイトをご覧ください。 

<2018年度「世界エイズデー」キャンペーンテーマについて>
http://api-net.jfap.or.jp/lot/2018camp_theme.html


◆感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラムの研修生の募集を5月から開始しました

 感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラムは、国内外で、感染症危機管理を実施す
るための能力を身に付けた専門家である感染症危機管理専門家(IDES: Infectious Diseas
e Emergency Specialist)を養成するための厚生労働省のプログラムです。本プログラム
研修生の採用募集を開始しました。

 近年、国境を越えた往来の増加、都市の過密化、行動様式の多様化など、様々な要因に
より新型インフルエンザやエボラ出血熱、MERS、ジカウイルス感染症などの新興・再興感
染症が出現し、人々の健康に対する世界的な脅威となっています。
 こうした、国際的に脅威となる感染症に対する危機管理には、感染症に関する臨床経験
や疫学知識のみならず、行政マネジメント能力、国際的な調整能力等、総合的な知識と能
力が求められます。同時に、国民の生命と健康を新興・再興感染症から守るためには、こ
うした知識と能力を有する人材を継続的に育成し、国内外で活躍していただくことが不可
欠です。
 厚生労働省では、平成27年度から国際的に脅威となる感染症の危機管理対応で中心的な
役割を担う将来のリーダーを育成するため、関係機関がネットワークをつくり、本プログ
ラムを開設しました。

 応募期間は5月1日〜6月30日(当日消印有効)です。詳細は採用案内をご覧下さい。
 多くの医師の皆様の応募をお待ちしています。 

<感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラム>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/ides/index.html
<「感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラム」採用案内>
http://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/saiyou/kikikanri/index.html


◆当メールマガジン「感染症エクスプレス@厚労省」に関するアンケートにご協力くださ
い

 当メールマガジン「感染症エクスプレス@厚労省」に関するアンケートを実施していま
す。3分程度で記入できるアンケートです。
 皆様に役立つ情報発信につなげるため、ご意見・ご感想などを聴かせてください。
  アンケート期間は本日より5月31日迄です。
 ぜひご協力くださいますようお願いいたします。

<アンケート開始はコチラ>
https://mhlw.asp.3mail.jp/enquete/


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 審議会・研究会等
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◆第3回麻しん・風しんに関する小委員会を開催しました(2018年5月11日)

 今回の小委員会では、麻しん及び風しんの特定感染症予防指針の改正に向けた方向性に
ついて、委員の方々から広くご意見をいただきました。最近の麻しん発生事例などを踏ま
えて、定期の予防接種を徹底することや、輸入症例への対策、児童福祉施設や医療機関等
における対策を強化するなど、改正の方向性について議論されました。

<第3回麻しん・風しんに関する小委員会>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205817.html


◆第4回抗微生物薬適正使用(AMS)等に関する作業部会を開催しました(2018年5月14日
)

 5月14日に第4回抗微生物薬適正使用(AMS)等に関する作業部会を開催しました。薬剤
耐性(AMR)対策アクションプランでかかげられている抗微生物薬適正使用の推進のため
に、学童未満の急性気道感染等における抗微生物薬適正使用の手引きの改定に向けた議論
が行われました。

<第4回抗微生物薬適正使用(AMS)等に関する作業部会>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000206202.html


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 感染症発生情報
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■国内の感染症発生状況

◆IDWR 2018年第17・18週(第17・18合併号)(2018年5月18日)
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点医療機関当たり報告数は3週連続で増加しており、過
去5年間の同時期と比較してやや多くなりました。

<IDWR 感染症発生動向調査週報>
https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2018.html


◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2018年5月18日)
 全国の定点医療機関当たり報告数は0.42

 2018年第19週(5月7日〜5月13日)のデータを公表しました。
 全国の定点医療機関当たり報告数は0.42となり、前週の0.61よりも減少しました。
 今シーズンの定期的なインフルエンザの発生状況についての公表は、平成30年第19週分
の公表で終了します。

<インフルエンザに関する報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kans
enshou01/houdou.html


■海外の感染症発生状況

◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
 (2018年5月11日〜2018年5月18日掲載)
2018年05月15日 エボラウイルス病 - コンゴ民主共和国
http://www.forth.go.jp/topics/2018/05151107.html
2018年05月14日 コンゴ民主共和国で宣言された新しいエボラの流行
http://www.forth.go.jp/topics/2018/05141228.html


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      公衆衛生ネットワーク
投稿は: publichealthnetwork@umin.ac.jp
アドレス変更依頼や配信停止は切明へ phnet@msn.com
過去記事は下記アドレスから利用できます。掲載は翌日になります。
https://center4.umin.ac.jp/ml/archive/PHNetwork/
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