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Date: Sun, 13 May 2018 19:55:27 +0900
From: 切明 義孝 
Reply-To: publichealthnetwork@umin.ac.jp
Subject: [PHNetwork:000755] 感染症情報0513
To: publichealthnetwork@umin.ac.jp (PHNetwork)
Message-Id: <05131955.ME3275901@umin.ac.jp>
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マダニ感染症に注意を 佐世保市保健所 「肌を出さない服装で」
https://this.kiji.is/364202733328581729?c=220450040231249399

マダニ感染症注意 今年2人死亡、県内は5月ピーク
http://www.the-miyanichi.co.jp/kennai/_32245.html

レジャーの季節、ご注意! 感染症ウイルスなど媒介 3月には県内で死者 肌の露出防
ぐ対策呼びかけ /宮崎
https://mainichi.jp/articles/20180510/ddl/k45/040/496000c

はしか「空白の世代」に流行の危険 
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30226630Y8A500C1XB0000/

米国で広まる性感染症、予防のカギは「コミュニケーション」
https://forbesjapan.com/articles/detail/20780

千葉)GW明け、はしかにご注意 県が呼びかけ
https://www.asahi.com/articles/ASL595T7HL59UDCB00P.html

【音楽ギョーカイ片隅コラム】Vo.102「子どもの病気 〜ノロウイルス感染症{
16;」
https://www.barks.jp/news/?id=1000154712

溶連菌感染症 5月中旬以降は特に注意
https://kansensho.jp/pc/article.html?id=IE00000254

ペット由来の感染症 過剰接触避け、手洗い徹底
https://this.kiji.is/364271400543945825?c=92619697908483575

麻疹流行に備えて感染症内科医から伝えたいこと:麻疹の症状、合併症、ワクチン(予防
接種)など
https://medley.life/news/5ae80edcc1e7156d55e15db4/

麻しんと思われる症状がある場合は、事前に医療機関に連絡してから受診を
https://kansensho.jp/pc/article.html?id=IE00000255

感染力の強いはしかの予防法は? 90年以前生まれは要注意
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20180510-OYTET50024/

コンゴ民主共和国のエボラ流行 WHOは「最悪の事態も想定」
http://www.afpbb.com/articles/-/3174421

爪を噛む癖で死の淵をさまようことになってしまった男性(英)
https://news.nifty.com/article/item/neta/12239-026317/

コンドームをしない=性病にかかるリスクがあることを忘れずに
http://news.nicovideo.jp/watch/nw3505186

稀な疾患「急性散在性脳脊髄炎」とは
http://otakei.otakuma.net/archives/2018051103.html

男女とも危険にさらされるHPV
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20180426-OYTET50034/

制御不能のスーパー淋菌!? 薬が効かない「悪魔の耐性菌」 毎年2万人以上が米国で死
亡http://healthpress.jp/2018/05/post-3611.html

男性は要注意…?最も歯周病になりやすい職業とは
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/55601

疥癬、ヒゼンダニが皮膚に寄生 感染拡大の防止が課題
https://www.asahi.com/articles/ASL5B7V3JL5BUBQU01Z.html


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 トピックス『感染症エクスプレス@厚労省』
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◆コンゴ民主共和国でエボラ出血熱が発生しました

 コンゴ民主共和国(旧ザイール)北西部の赤道州において、エボラ出血熱が発生したこ
とが、2018年5月8日に世界保健機関(WHO)より発表されました。同国の国立生物学
研究所が、エボラ出血熱疑い5検体の検査を行ったところ、現時点で2検体からエボラウ
イルスが検出されています。コンゴ民主共和国では、ここ5週間で、17名の死亡例を含む
21名のエボラ出血熱疑い例が報告されています。
 厚生労働省では、検疫や国内での対応強化のため注意喚起を行っています。発生地域で
あるコンゴ民主共和国赤道州から帰国された方で体調が悪いときには、必ず検疫所に申告
するようにしてください。

<エボラ出血熱について>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708.html


◆感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラムの研修生の募集を5月から開始しました

 感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラムは、国内外で、感染症危機管理を実施す
るための能力を身に付けた専門家である感染症危機管理専門家(IDES: Infectious Diseas
e Emergency Specialist)を養成するための厚生労働省のプログラムです。本プログラム
研修生の採用募集を開始しました。

 近年、国境を越えた往来の増加、都市の過密化、行動様式の多様化など、様々な要因に
より新型インフルエンザやエボラ出血熱、MERS、ジカウイルス感染症などの新興・再興感
染症が出現し、人々の健康に対する世界的な脅威となっています。
 こうした、国際的に脅威となる感染症に対する危機管理には、感染症に関する臨床経験
や疫学知識のみならず、行政マネジメント能力、国際的な調整能力等、総合的な知識と能
力が求められます。同時に、国民の生命と健康を新興・再興感染症から守るためには、こ
うした知識と能力を有する人材を継続的に育成し、国内外で活躍していただくことが不可
欠です。
 厚生労働省では、平成27年度から国際的に脅威となる感染症の危機管理対応で中心的な
役割を担う将来のリーダーを育成するため、関係機関がネットワークをつくり、本プログ
ラムを開設しました。

 応募期間は5月1日〜6月30日(当日消印有効)です。詳細は採用案内をご覧下さい。
 多くの医師の皆様の応募をお待ちしています。 

<感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラム>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/ides/index.html
<「感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラム」採用案内>
http://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/saiyou/kikikanri/index.html


◆麻しんの報告が増えています

 沖縄県で、海外からの渡航者を初発患者として麻しん患者が多数発生しました。
 厚生労働省では、他の都道府県においても麻しんが発生する可能性を考慮し、また、ゴ
ールデンウィークに旅行される方が増えることから、4月26日に各自治体、医療機関等に
対して早期発見や院内感染防止等の注意喚起の事務連絡を発出しました。
 医療従事者は、疑わしい症状の患者を診察する際に、予防接種歴、渡航歴等を確認し、
麻しんを念頭においた診療と、感染防止策に留意してください。

<麻しん発生報告数の増加に伴う注意喚起について(協力依頼)>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansensh
ou/rubella/dl/180427_2.pdf
<麻しんについて>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansensh
ou/measles/


◆ロタウイルス感染症の報告が増えています

 2月後半よりロタウイルス感染症の報告数が増えています。ロタウイルス感染症は主に
乳幼児の下痢症を引き起こすウイルス感染症であり、毎年3月〜4月を患者報告数のピー
クとして、5月頃まで流行が続きます。
 下痢、嘔吐のために水分摂取できない乳幼児が入院することも少なくありません。ロタ
ウイルスの感染経路は主に糞口感染であり、患者の排泄物中に多量のウイルス粒子が含ま
れているため、手洗い等とともに、オムツ等の適切な処理が感染防止の基本です。院内感
染を防止するためにも、医療従事者は手洗いの徹底を心がけてください。

<ロタウイルスに関するQ&A>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/Rotavirus/
<国立感染症研究所:ロタウイルス感染性胃腸炎とは>
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/3377-rota-intro.html


◆2018年度「世界エイズデー」キャンペーンテーマを募集しています

 厚生労働省と公益財団法人エイズ予防財団では、毎年12月1日の世界エイズデーに向け
て、国内キャンペーンのテーマを設定しています。
 多くの方にエイズについて考えて頂けるように、テーマを広く募集しています。
募集締切は、6月4日(月)です。詳細は以下のウェブサイトをご覧ください。 

<2018年度「世界エイズデー」キャンペーンテーマについて>
http://api-net.jfap.or.jp/lot/2018camp_theme.html


◆当メールマガジン「感染症エクスプレス@厚労省」に関するアンケートにご協力くださ
い

 当メールマガジン「感染症エクスプレス@厚労省」に関するアンケートを実施していま
す。3分程度で記入できるアンケートです。
 皆様に役立つ情報発信につなげるため、ご意見・ご感想などを聴かせてください。
  アンケート期間は本日より5月31日迄です。
 ぜひご協力くださいますようお願いいたします。

<アンケート開始はコチラ>
https://mhlw.asp.3mail.jp/enquete/


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 審議会・研究会等
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◆第3回薬剤耐性(AMR)に関する小委員会を開催しました(2018年4月27日)

 小委員会では、薬剤耐性(AMR)対策アクションプランの進捗状況や、抗微生物薬適
正使用の手引きの改正の方向性等について議論が行われました。
 小委員会の中で委員から、学童期未満の急性気道感染症等に対する適正使用についても
、手引きの中に含めるよう指摘があり、今後は、抗微生物薬適正使用(AMS)等に関す
る作業部会で議論が行われる予定です。

<第3回厚生科学審議会感染症部会薬剤耐性(AMR)に関する小委員会>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000204228.html


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 感染症発生情報
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■国内の感染症発生状況

◆IDWR 2018年第16週(第16号)(2018年5月11日)
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点医療機関当たり報告数は2週連続で増加しています。
 また注目すべき感染症として麻しんを取り上げています。

<IDWR 感染症発生動向調査週報>
https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2018.html


◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2018年5月8日)
 全国の定点医療機関当たり報告数は1.23

 2018年第17週(4月23日〜4月29日)のデータを公表しました。
 全国の定点医療機関当たり報告数は1.23となり、前週の1.76よりも減少しました。


◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2018年5月11日)
 全国の定点医療機関当たり報告数は0.61

 2018年第18週(4月30日〜5月6日)のデータを公表しました。
 全国の定点医療機関当たり報告数は0.61となり、前週の1.23よりも減少しました。

<インフルエンザに関する報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kans
enshou01/houdou.html


◆IASR  Vo.39, No.4 (No.458)(2018年4月)

 特集は「麻疹2018年2月現在」です。
 関連情報として各都道府県における麻疹のアウトブレイクや、海外の麻疹の状況を取り
上げています。
 
<IASR(病原微生物検出情報 月報)2018年4月号>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr.html


■海外の感染症発生状況

◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
 (2018年4月27日〜2018年5月11日掲載)
2018年05月02日 インフルエンザの流行への注意喚起−アメリカ大陸
http://www.forth.go.jp/topics/2018/05021305.html
2018年04月27日 B型肝炎を減らす地域目標を達成−ミクロネシア連邦
http://www.forth.go.jp/topics/2018/04271353.html

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      公衆衛生ネットワーク
投稿は: publichealthnetwork@umin.ac.jp
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過去記事は下記アドレスから利用できます。掲載は翌日になります。
https://center4.umin.ac.jp/ml/archive/PHNetwork/
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