佐賀県の掛園です。（新聞投稿用の記事です。）
生命の力強さに感銘
以前から重い病気になった時に、色々努力して治療の効果が表れない場合には、思い切って断食（絶食）すると、効果が出る場合があると言われていました。私もその事について半信半疑に思っていたのですが、そのメカニズムが大隅良典さんによって解明され今回のノーベル賞受賞となりました。
細胞は栄養が十分摂れる時は、細胞の中に溜まったいわゆる「残飯ゴミ」を掃除しませんが、飢餓状態で細胞に栄養が行かなくなった場合、生き残るために、「残飯ゴミ」を分解して栄養源として利用するのです。「残飯ゴミ」の中には、病気になる原因等の物質も含まれているので、飢餓状態で「残飯ゴミ」が除去されると、難病の病気が改善したり、病気の予防にも繋がるのです。
肥満になると「残飯ゴミ」が捨てられず、細胞内に貯蓄していくので、様々な病気の原因にも繋がります。
健康な人は、ダイエットの必要はありませんが、肥満で病気持ちの人は、肥満を改善すると病気も改善される事に繋がる可能性が大いにあります。
私も、やや肥満気味だった2年前に体重を約1割落としました。すると、現在、体力測定や血液検査等をすると、約5才分若返りました。
但し、無理なダイエットは、身体を壊しますので、医学的に基づいた方法で。
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